プレゼン時に気をつけたほうが良いこと(カメラマン視点から)

この記事は、カンファレンスカメラマン Advent Calendar 2017の15日目の記事です。
やべーあっという間に自分の番が回ってきたよ、どうしようと思いながら筆を執っております。(現在15日19時05分、早く飲みに行きたい)

何を書こうか迷いましたが、皆さんカメラや撮影Tipsが多いようなので私はちょっと違った観点からカンファレンスカメラマンとしての記事を書いてみようと思います。

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いい写真が撮りやすい人はプレゼンもうまい説

コミュニティやイベントの写真を撮るようになって4年以上たつのでおそらく100人を超える発表者の方々を撮影してきたと思うんですが、ある時「んーーーーこの人めっちゃ撮りにくい!」という人は大概プレゼンもちょっとイマイチであることが多いことに気づきました。(もちろん全員じゃありません、マサカリ投げないで)

私も仕事柄プレゼンをする機会が多いので発表のやり方や中身も結構気になってしまうのです。
では何が良くないのか、こうなってる人は気をつけたほうが良いですよ、というのをあげていきたいと思います。

ずっと下むいたまま

オーディエンスに全然目線をやることなく自分のPCばっかり見ているパターン。
パワポにぎっちり文字が入っていたり、原稿をひたすら読んでいたり、つまらない大学の講義みたいな感じです。資料を読み上げるだけなのでずっと目線は下を向いたままで何枚撮っても同じ写真になります。
読み上げるだけであれば資料を公開すれば十分なんですよね。反応を見たり、質問を投げかけてみたり、そういう方が聴いてる方も楽しいと思います。

ずっとスライドみたまま

逆にスライドばかりみていて後ろ姿しか撮影できないパターン。

リハーサル、接続確認をしていない

デモをやったり、音声つきの動画を再生したりする場合は必ず事前確認が必要です。また、プレゼン初心者の方もかならず事前確認をしましょう。思ったのと違ったり、予想していない事態になると上記の2パターンになってしまうことが多いです。

プレゼン中微動だにしない

常に同じ姿勢で喋り続けるパターン。何度シャッターをきっても同じ画になります。
身振り手振りがあるのが必ず良いというわけではないですが、大体このパターンだと抑揚なく延々と喋り続けるので、だんだん聴衆が疲れてきます。

時間を守らない

ひたすら読み上げるタイプの方は割り当てられた時間を守らず延長してしまうことも多いです。時間は守りましょう。後の方にしわ寄せが行ってしまいます。もちろんタイムキーパーがコントロールすべきではありますが。

マイクは正しく持つ

最後はちょっとプレゼンテクとは違いますが、結構間違ってる方多いので一応。
画像の右の持ち方で、かつ上に向けるカラオケ持ち(?)の人。音をうまく拾わないし、ハウりやすいです。 さらに小指とか立ててたりすると写真的にも。。。。 f:id:nakansuke:20171215202112p:plain 引用元:単一指向性ダイナミックマイクの正しい持ち方  
 

結論

しっかり練習して、聴衆に目をやりながら喋りましょう

 
 

カメラマン的に気をつけてもらえるとうれしいこと

もちろんカンファレンスの主役は登壇者と参加者です。 なので以下はただの撮影者のワガママですが気をつけてもらえると嬉しいことをあげてみます。

不要なものは演台に置かない

使ってないマイクのスタンドや、飲みかけのペットボトルなど余計なものが置いたままになっていると、それが写り込んでしまいせっかくの良いショットが台無しになってしまうことがあります。

スポットライトが当たっているなら当たる範囲で

せっかくライトが当たっているのになぜか真っ暗なところで喋り続けてしまうことがあります。気付いてないだけだと思いますが真っ暗だとやっぱりきびしいです。

 
 

いかがでしたでしょうか。
プレゼンテクニックとしてよく言われるものも多いと思いますが、プレゼンも良くなって、カメラ写りも良くなって一石二鳥ですね!

是非参考にしていただければ。(自分も気をつけます)